花組公演 祝祭喜歌劇『CASANOVA』は、この公演で、トップ娘役の仙名彩世さんが退団、鳳月 杏さんが、月組に組替えということから始まり。2ヶ月の公演中に花組トップスター明日海りおさんが、退団発表、舞空 瞳さんが、星組トップ娘役に決定!!
宝塚歌劇団 花組公演 祝祭喜歌劇『CASANOVA』を大劇場公演の千秋楽を入れて2回の観劇、東京公演では、初日、千秋楽を入れて、3回、合計5回観ることができました。
タカラジェンヌさんたちは、一つの舞台を1ヶ月近くかけて、お稽古をして、みんなで作り上げ、2ヶ月間(兵庫と東京)、ほぼ毎日の公演。そして、また次の舞台に向けて始まる。
重労働ですね。その都度、退団者もいらして、卒業(退団)なさった方たちもお見送りした方たちも、きっと寂しさが残るのでしょうか。切り替えることも慣れていくのでしょうか?「応援してくださるお客様がいるからこそ、頑張れる!」とタカラジェンヌさんたちも常におっしゃっていますよね。
ファンにとってもあの時のあのメンバーの方たちがよかったなぁって、いつまでも思ってしまうのです。まだまだ、余韻が残っていますが、次の公演をまた楽しみにしていきます。
「カサノヴァ」は、星組トップスターであった紫苑ゆうさんの退団公演『カサノヴァ・夢のかたみ』
「カサノヴァ」というと、私は、星組トップスターだった、紫苑ゆうさん(シメさん)の
退団公演『カサノヴァ・夢のかたみ』を思い出してしまいます。
宝塚に最もふさわしい方が演じるものではないかと思います。そういう点では、明日海りおさんにはピッタリの役でしたね。
“人生には恋と冒険が必要だ!!”この物語のテーマですが、公演を観てからは、日常生活のおいても、モットーにしたいほど、パワーが出る言葉ですね。
ヴェネツィア総督の姪ベアトリーチェ(仙名彩世)もこの言葉によって、目覚めて行く姿は、
目を見張ります。
フランスの作曲家 ドーヴ・アチアさんの曲が、ずっと流れています。
カサノヴァ(明日海りおさん)、ベアトリーチェ(仙名彩世さん)、コンデュルメル(柚希 光さん)、コンデュルメル婦人(鳳月 杏さん)、それぞれに持ち歌があって、魅せ場がみんな素敵過ぎます。
特にベアトリーチェ(仙名彩世)は、何回も観たい場面です。アナ雪を思い出してしまいます。
ドーヴ・アチアさんが、初日に公演を観にいらしていました。終演後に明日海りおさんが、舞台上から、客席のドーヴ・アチアさんをご紹介するシーンがありました。
以前にも『太陽王~ル・ロワ・ソレイユ~』、『1789ーバスティーユの恋人たちー』、『アーサー王伝説』などの全楽曲を手掛けました。
急成長の柚香 光さんは、トップになるのでしょうか?!
ただいま、花組2番手は、柚香 光(ゆずか れい)さん。
公演中に明日海りおさんが退団発表となったことで、次は誰がトップに?!と
話題になります。個人的には、鳳月 杏さんが、良かったのですが、月組に
組替えとなってしまったため、やっぱり柚香 光さんになるのでしょうか。
柚香 光さんは、美人揃いの95期です。
実咲凜音さん、愛希れいかさん、妃海 風さんがすでに娘役トップになり、
いよいよ男役で、礼 真琴さんが、星組で、トップスターになります。
以前、実咲凜音さんや仙名彩世さんが柚香 光さんのことを、「弟のようだった」と。
「いつのまにか素敵になって」と。中学卒業で入団するのと高校卒業で入団するのとでは、
だいぶ違うので、中学卒業で入団された方は、同じ同期でもとても可愛いいというのは、
納得ですね。それでも、受験のときに、試験会場では、「既にトップスターのようだった」
と言われてましたね。
以前は、歌がもっと上手かったらと思いましたが、今は、堂々と落ち着いていて、安心して
観ていられます。
人がどんどん成長してトップスターに登り詰めて行く姿が観られるのが宝塚歌劇の醍醐味
柚香 光さんと同期の水美舞斗さん、いつも二人が比べられているように思います。
水美舞斗さんも本当に美しくて、私は、水美舞斗さんのほうが好きなのですが、
柚香 光さんの男顔が宝塚ファンの好みなのだとも思います。
柚香 光さんも水美舞斗さんもお二人ともそれぞれ、バウホールにて主演を
なさっていらっしゃるので、遅かれ早かれ、お二人ともトップスターになると
思います。
花組には、柚香 光さん、水美舞斗さん、真鳳つぐみさんの3人の95期の方が
いらっしゃいます。実は、柚香 光さんと水美舞斗さんは、仲が悪くて、二人でいるときは、
ほとんど話をしないのだそうです。
真鳳つぐみさんがいるときだけ、3人で話されるのだという噂を聞きました。
ですが、先日、仙名彩世さんのフェアウェルパーティーで、柚香 光さんが、
上を見ながら(涙をおさえながら)、水美舞斗さんに抱きかかえながら
入っていらっしゃったのです。そして、柚香 光さんの言葉を水美舞斗さんが、
代弁するようにお話されていました。
そんな光景を見て、いつも一緒にいて、比べられることも多いので、
周りからは思われてしまうのではないかと思いました。
お二人とも明日海りおさんと仙名彩世さんが、大好きだというのが、
仙名彩世さんのさよならショーを観て伝わって来ました。
これからの、花組の動向を見守っていこうと思います。
コメント