宝塚歌劇月組公演「I AM FROM AUSTRIA」は、本日千秋楽でした。
この公演、というかどの公演でもそうですが、私の友人の間でも
常に○○さんがいらしていた!との話題が多かった気がします。
みりお(明日海りお)ちゃんも「I AM FROM AUSTRIA」を観劇。
ちなみにみりおちゃん(明日海りお)、芽吹行幸奈(めぶきさちな)さんと!
いらしていたことが、最も騒がれていましたね。
みりお(明日海りお)ちゃん、元々は月組。ちなつさんが気になるのかとかみんなの想像を聞いているのが面白かったです。
私は、今回わけあって、宝塚劇場でのライブビューイングと東京宝塚公演とたった2回観ただけですが、先日の東京宝塚劇場では、みやちやん(美弥るりか)とゆっこ(麻央侑希)さんがご観劇でした。トイレ待ちで並んでいたときに横を通られて、目がハートになってしまいました(笑)
「I AM FROM AUSTRIA」のチケットは、珠城(たまき)りょうさんのファン会でのお席!意外な発見!?
ファン会に入っていると、チケットが頼めます。トップさんになるとビックリ!なほど、前のほうのお席が取れます。今回は、端っこでしたが、9列目!通路側なので降りてきても見られ,幕間にみやるり(美弥るりか)ちゃんやゆっこ(麻央侑希)さんが目の前を通って行かれ、ラッキーでした。
ファン会のお席は、会から、前もって申し込み用紙が送られてくるのですが、取れなくてお断りも結構あります。一緒に頼んでいた友人は、一枚も取れなかったのです。
ファン会は、会総見、組総見というのがあって、会総見というのは、ファン会みんなで観る日!組総見は、今回で言えば、月組のファン会に入っている人たちで観る日!
ファン会では、決まった会服があり、スカーフとかが多いのですが、ファン会全員が、その服を着て(スカーフを巻いて)、席に座り観劇します。その日のためのお土産?!写真とかが多いですが付きます。
その時のお席は、ほぼほぼ2階席です。自分では、決して購入しないような、後ろの席になることも多いのです。それは、出待ち、入り待ちなどの、ファン会での貢献度にもよると思います。
ファン会で、チケットと頼む時、会員以外の友達の分も頼めます。人気がある公演の場合は、会員のみでしか取れないこともあります。
今回の発見です!
ファン会の友達にチケットをお願いした時、会総見の日にあたってしまったところ、ファン会の方々は、2階のお席につき、そうでなかった友人は、ものすごーく良いお席(前列)が取れたと喜んでいました。裏技要チェック!です。
「I AM FROM AUSTRIA」宝塚歌劇月組公演を観て、良かったこと 5つにまとめてみました。
さて、「I AM FROM AUSTRIA」は、ウィーン発のミュージカル!ウィーンで生まれて、オーストリア以外の国は初めて!日本に来て、しかも宝塚歌劇での上演なんて夢のようでした。
「I AM FROM AUSTRIA」良かったこと1.主要メンバーが最高なのです。この5名の方を常に追うのは大変なほど、目が離せない!みんな素敵!
○ジョージ・エドラー たまきちさん(珠城たまき りょう)・・・ホテルエードラーの御曹司。あのソフトな声が何ともいえず良いのです!またまた痩せた?!でも骨太なのか、あのスタイルは、宝塚男役!ですね。素敵です!
パンフレットより
○エマ・カーターさくらちゃん(美園みその さくら)・・・オーストリア出身のハリウッド女優。今回、本当に最高!というか、どんどん成長して、ドンドン上手くなっているなって思いました。きれいになりましたよね。メイクも上手!になりましたね。涙を流しながらの迫力の演技!舞台が、役者を作っていくっていうことを思い知らされました。
パンフレットより
○リチャード・ラッティンガー れいこちゃん(月城つきしろ かなと)・・・エマのマネージャー。前回は休演で、怪我からの復帰。良かったです。れいこちゃんは、本当に美しい!!益々輝きを増しています。悪役でもすべてが許せてしまう。目が❤になってる人多数です(笑)
パンフレットより
○ヴォルフガング・エードラー ちなつちゃん(鳳月 杏 ほうづきあん)・・・ジョージの父。包容力があり、ちなつちゃんらしい演技!そうそう、これがちなつちゃん!と思わせてしまうのです。ひげもお似合いでした。かっこ良すぎ!
パンフレットより
○パブロ・ガルシア ありちゃん(暁 千星 あかつきちせい)…アルゼンチン代表のサッカー選手。相変わらずの切れの良いダンス。最高のスタイル!また一段と痩せたというか締まったというか、“マッチョマッチョ”楽しすぎ!!
パンフレットより
「I AM FROM AUSTRIA」良かったこと2.楽曲が最高!!良い曲ばかり。どの曲もずっと残っています。
I AM FROM AUSTRIAの楽曲は、ラインハルト・フェンドリッヒが何十年にも亘って作曲された様々な作品群の中から、この物語に使用する楽曲が選ばれ、すべての曲がヒット曲なのだそうです。「マンマ・ミーア」の映画やミュージカルの舞台の曲全てが、“アバ”の曲だったのと同じですね!どうりで、良い曲ばかりで、歌だけ聴いて、泣けてしまうシーンもありましたね。サクラちゃんが、涙、涙で演じていたシーンは、本当に迫力がありました。
「I AM FROM AUSTRIA」良かったこと3.舞台装置が最高 ヘリコプター
すべてにおいて、スタイリッシュ!!
冷凍室のスイーツもウィーンの街並みも山小屋も全て良いシーンがいっぱい。
極めつけは、ヘリコプター!!最高!!
ウィーンでの舞台 パンフレットより
「I AM FROM AUSTRIA」良かったこと4.オーストリアにおいて有名な曲「I AM FROM AUSTRIA」がテーマ。
脚本家、ホフマンさんのインタビューによると、自分の故郷はどこなのか、どこが自分の 家なのかがテーマ。
今は、どこにでも住めるし、どこにでも仕事をすることができます。この時代において、 自分の家がどこにあるのか、ということは、非常に大事なこと。世界中の人々が、グロー バル化された世界の中で、人は、アイデンテティというものを非常に意識し、その問題と 対峙します。故郷を離れて行ったエマの視点から描かれていて、距離を置くことで、オー ストリアを自分のなかで今までと違う形で映し出す。それによって、人は個性を形成する ことができて、これまで立っていた土壌から離れることで、自分自身の歴史を振り返るこ とができると。・・・これはすべての人に当てはまることですね。観終わったあとの、あ たたかさや優しさそしてある意味での勇気を頂けたのは、こんな大きなテーマの元から だったのだと改めて感じました。
「I AM FROM AUSTRIA」良かったこと5.月組生のパワーを感じました。
日本オーストリア友好150周年記念の年に105周年を迎えた宝塚歌劇!その節目に珠 城りょうさん、美園さくらさんをはじめとする月組生75名が一つとなって作り上げた舞 台は、本当にパワーあふれて最高でした。
クリスマス時に、月組生に聞いたお話で、たしか、くじ引きでプレゼントをする相手を決 めるそうです。誰からいただけるかは、知らず、自分がお渡しする人が決まると、同じ月 組でもあまりお話ししたことがない方の場合、何をプレゼントしてよいかわからず、皆さ んそれぞれに「宝塚おとめ」(タカラジェンヌさんの名簿)でチェックするそうです。
皆さん、誰からいただいて誰にプレゼントなさったのでしょう。知りたいな!!
開演前の待ち時間。5分前からこんな映像が流れます。
令和元年度文化庁芸術祭参加公演 日本オーストリア友好150周年記念
UCCミュージカル
I AM FROM AUSTRIA -故郷(こきょう)は甘き調(しら)べ- あらすじ
あらすじ・・・パンフレットより
ここはホテル・エードラー、ウィーンにある老舗の四つ星ホテルー。
跡取りのジョージ・エードラー(たまきちさん)は、伝統と格式を重んじる両親(ちなつちゃんパパとうみちゃんママ)に対して、
今の時代に合わせた改革を進めていくべきだと考え、積極的に経営に参加している。
そのホテル・エードラーでは、この日、悲願の五つ星達成をかけた大物ゲストを迎えるあ準備が進められていた。なんと、ハリウッドで成功を収め、今や世界的に有名人となったオーストリア出身の女優エマ・カーター(さくらちゃん)がお忍びで滞在することになっているのだ。しかし、このトップシークレットを一人の従業員(ゆのちゃん)がSNSに投稿してしまい、ホテルは大混乱に。
ジョージは、SNSに投稿したのは自分だと嘘をつき、その場を取り繕うが、エマと彼女の
マネージャー、リチャード(れいこちゃん)の怒りは収まらない。ジョージは、エマに謝ろうとホテルの名物エードラー・トルテを手にスイートルームを訪れるが、あろうことか扉を開けたエマにトルテをぶつけてしまう。
彼女の苛立ちは頂点に達するが・・・トルテを一口食べたエマはその味に感激。やがて言葉を交わすうちに二人は意気投合し、ジョージは、ホテルを案内しようとエマを連れ出すが・・・
宝塚大劇場での千秋楽をライブビューイングで観たのですが、その時は、イマイチかなっと思い、その後、東京宝塚劇場では、チケットを友達に譲って、一回だけ観ました。プライベートなことから、今回で宝塚歌劇は、見納め、お休みしよう・・・とそこまで思っていたのです。
でも、観て本当に良かった。ここのところ、千秋楽は、ライブビューイングで観ていて、それだけで観に行くことなく済ませても良いかもとさえ思うほどでしたが、やっぱり、ライブビューイングでは、臨場感が伝わらず、劇場のみで観ようと思いました。そして、やっぱり来年も宝塚歌劇を観続けることにしました。
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