宝塚「夢組」とは、阪急交通社にて、“宝塚歌劇6つめの組”というコンセプトで作られた会員組織です。宝塚歌劇貸切公演というのがあって、何度も参加したことがあるのですが、お芝居の中でのアドリブが、“阪急交通社”が入っていたり、幕間に抽選会があって、トップスターさんのサイン入り色紙やポスター、ブロマイドが当たったりと楽しい企画があります。
阪急交通社にて、宝塚歌劇6つ目の組というコンセプトから『夢組』
そして、開幕後にトップスターさんのご挨拶があったりして、普段の公演とちょっと違います。やっぱり、スポンサーあっての“宝塚歌劇団”だと実感します。
阪急交通社夢組イメージキャラクターとして、現在は、宙組のききちゃん(芹香斗亜)です。阪急交通社のチラシが新聞や雑誌、インターネットに掲載されています。
阪急交通社夢組に会員登録するとメールマガジン『夢組通信』にて、宝塚歌劇貸切公演の先行予約や限定イベントなどおお知らせが届くのでおススメです。
と『夢組』と言えば、阪急交通社と思っていたのですが、何と昨日、
宝塚歌劇団の小川友次理事長(63)が、兵庫・宝塚市の同劇団事務所で、報道陣への2020年の年頭あいさつを行い、2025年大阪・関西万博でのOGによる「夢組」発足プランを明かしたとのことです!!
宝塚歌劇団OGによる『夢組』誕生!!まさに夢!夢!夢!
1970年万博でもタカラジェンヌが出演した経緯があることから、小川理事長は「宝塚は関西の文化。要請があればご協力したい」と前置きした上で「『夢組』でも作れないか。現役では無理だけど、OGを活用して」と、世界各国からの来場者にタカラヅカの魅力をアピールする計画に意欲をにじませた。
やっぱり宝塚は関西ですね。東京で東京オリンピックで盛り上がっていますが、関東と関西の温度差があると聞いていましたが、関西はやっぱり『万博』なのですね。
『夢組』にみりおちゃん(明日海りお)、紅ちゃん(紅ゆずる)、ツレちゃん(鳳蘭)、ターコさん(麻実れい)の声が!!!!
「夢組」は、昨年11月に退団した元花組トップスター・明日海りおにも構想を明かしたそうで「話したら『ぜひとも行きます』と言っていた。明日海とも「夢組」について話をしたといい、このあいだは紅も(星組の)稽古に来ていて。鳳蘭さんともこのあいだ会いましたが、お元気でした」万博イヤーで芸歴55周年になるターコさん(麻実れい)にも言っておかなければ。OG公演は今でもあるが、もっと強めて。夢にしたいですね」と笑顔を見せた。
なんだか、本当に夢のようなお話ですね!!!
宝塚歌劇ファンは、現在の宝塚歌劇団の公演も楽しいけれど、御贔屓な方々がどんどん退団。そして、次から次へと、舞台にテレビにとご出演。退団後も応援したいけれど、観るのも大変。そして、やっぱりチケット難だったりします。
そんな中、先日、退団なさった方が、とある場所でアルバイトをなさっている事を知りました。ちょっとショックでした。そうです。すべての人が、華やかにタレントとして御活躍できるとは限らないのです。
2019年の観客動員数も発表し、宝塚大劇場が約120万人、東京宝塚劇場が約100万人。他の劇場公演を含めると計約280万人。映画館でのライブビューイングを含めると計約320万人で、いずれも過去最高を記録した。「信じられない。ありがたい」とファンに感謝した小川理事長。
「100周年以降、信じられないありがたいことですが、昨年は(宝塚)大劇場、東京(宝塚劇場)ともに稼働率100%を超えました。前年を上回る103%。毎日、立ち見が出ている状況になります。これもファンの皆様のおかげ、生徒のおかげ、御礼を申し上げたい」
「星組のトップコンビ、花組と退団が続き、感謝の念が絶えません。とくに明日海の東京ファイナルは、映画館を抑えきれませんでした」とも。明日海が劇団に別れを告げた東京公演千秋楽のライブビューイングには、約7万人の応募があったが、映画館での収容総数は約6万人になったという。
同時に、好況に甘んじることなく「量を追うな。質を求めろ」と制作陣にも厳命。「人気なんか一瞬でなくなる。コンティニューはたいへんだけど、一度落ちたものを上げるのはさらにたいへん。1作でも駄作を出すと、終わり。みなそれぞれ、1作1作が勝負と思ってやってほしい」と制作側にも伝えていることも吐露した。
今後の課題については「SNSにも対応してやっていく。5Gにもチャレンジしたい」と話した。
演出家は若手、中堅、ベテランが切磋琢磨(せっさたくま)し、レベルの高い作品を続けていけるように環境を整備する。同時に、制作陣には「今は(動員)9割で『不入り』と言われる。プレッシャーは相当あるはず」と思いやった。
生徒についても昨年、星組に礼真琴、花組に柚香光と、95期世代の新トップが誕生。一方で、明日海と同期の雪組トップ望海風斗は、相手娘役の真彩希帆とのコンビで、ベテランらしい圧巻の技量を発揮している。
小川理事長も「若手も育ち、ベテランもいて、5組あるので、それぞれの個性があっていい。新人も含めて、若手の育成にはより注力していきたい」と話していた。
宝塚を退団なさった方の、たとえば、同期、先輩後輩との夢の共演とか、この方とこの方のデュエット聴きたかった!このダンス観たかった!なんて事がこれからも繰り広げられたら最高ですね。楽しみにしています。
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