阪神淡路大震災から25年、ANJUさんの退団公演

1995年1月17日に起きた、阪神淡路大震災。あれから25年も経ちました。
宝塚ブログを書いているので、私の記憶を残しておきます。

阪神淡路大震災、安寿ミラさんの退団公演でした。大好きなヤンみきの時代!
安寿ミラさんが花組トップスター。2番手がみきちゃん(真矢みき)、タモサさん(愛華みれ)、まみちゃん(真琴つばさ)、りかちゃん(紫吹淳)、チャーリー(匠ひびき)、まだまだ大好きな人ばかりでした。




最後の公演なので、絶対にムラ(宝塚大劇場 兵庫県)で観たかったのです。いろいろ手を尽くしましたが、チケットは、取れず、当時、宝塚ホテルに宿泊すると、チケットを譲っていただくことができたのです。
私は、どうしても16日の公演を観たかったのですが、17日のチケットだけ1枚あると言われ、お願いしました。
となれば、17日、朝からずっと宝塚に居たくて、夜行バスを手配しました。

早朝に着けば、一日中、入り待ち、出待ちもできる!と思ったのです。
そして、東京駅(定かではない)から大阪(梅田)行きのバスに乗りました。
その時、チラシがあって、“三宮”迄行くバスがあることを知りました。
“知らなかった。今度は三宮経由にしよう!”と思いました。

あとで、わかったのですが、三宮迄のバスは、東京を1時間早く出発します。震災後、高速道路が切断され、高速バスが近くに移っていたのをテレビで見ました。時間的にも同じくらいだったので、もし乗っていたらと思いショックでした。

そして、何事もなくバスは、走りだし、私は、ちょうど千里ニュータウンの側を通った時に、カーテンを開けました。団地のような高層ビルの窓がすべて、電気がついていたのです。今思えば、地震直後だったのでしょうね。
携帯電話も持たない時だったので、“こっちの方は早起きなのね”とただただ感心していました。
そして、梅田に着きました。これから会社に行くというスキー帰りの女の子たちもたくさんいました。
早いせいか、電車も動いていません。阪急電車に乗ろうと歩いていると、男性の方二人が話しているのが聞こえました。“地震”があったようです。

当時、関西は、ほとんど地震がなく、震度3の地震で、大騒ぎだったことを知っていたので、私は、関東に地震が起きたのかと思い、家に電話をしてしまいました。そして、初めて、母から関西で地震があったことを知りました。

梅田駅で号外が配られ震源地が淡路島であることを知りました。ホテルに泊まっていた人たちが怖くて、ロビーにいっぱい人が集まっていました。

大阪駅地下で、当時、宝塚のチケット売り場があり、月組天海祐希さんがトップスターでの公演チケットが発売される日で、並んでいる方がたくさんいらっしゃいました。

宝塚ホテルに何度も電話しても繋がらず、電車は止まっているので、どうしたら行くことができるのかと待っていました。そして、やっとお昼近くになって、宝塚ホテルに電話が通じて、「今日はお泊めできる状態ではありません」と言われ、帰ってきました。

家に帰ってきて、宝塚駅のホームに電車が倒れている姿を新聞で知り、待っていても来なかったわけを知りました。
“花の道”の周辺のお店もなくなってしまいました。

「安寿の大劇場サヨナラシヨーなくしては宝塚歌劇の完全復活はない」




今では、女優であり、振付家ANJUとして御活躍のヤンさん(安寿ミラ)。
1995年退団公演『哀しみのコルドバ/メガ・ヴィジョン』宝塚大劇場は、公演不能に陥ります。そのためにサヨナラ公演開催を諦めていたとのことですが、
当時の月組トップスターの天海祐希さんと雪組トップスターの一路真輝さんが、「自らの日程を削ってでもヤンさん(安寿ミラ)の最後の舞台をやらせてください」と歌劇団に要望。さらに細川たかしさん(演歌歌手)が、同年3月に劇場・飛天(現在は、梅田芸術劇場)で行った自分の1カ月公演スケジュールの半分を安寿ミラさんに譲って公演の続きが行われました。

その上に「安寿の大劇場サヨナラシヨーなくしては宝塚歌劇の完全復活はない」と、大劇場でのさよならショー上演を求める全国のファンからの署名活動も展開され、同年5月4日と5日に『安寿ミラ宝塚大劇場サヨナラショー』が実現、5日には、サヨナラパレードが行われて宝塚歌劇団を退団なさったのです。

震災直後は、安寿ミラさんが行方不明とか、いろいろなうわさがありました。
御無事を知り良かったと心底思いました。

当時、たかちゃん(和央ようか)が歌劇にて掲載文を担当なさっていて、机で書いていたから良かったけれど、いつも寝ているベッドの上に物がたくさん落ちていて大変だったとか、その時の話で持ちきりでした。

宝塚歌劇団の振り付けも担当しているヤン(ANJU)さん。
ヤンさんの振り付けはすぐわかります。おしゃれでかっこいいです。
最近では、明日海りおさんや仙名彩世さんのサヨナラ公演も担当していらっしゃいました。

明日海りおさんのお茶会に行った時、明日海りおさんが今まで演じた役を一つ一つの振りに入っていて、ANJUさんの振り付けだったことをみりおちゃんがおっしゃっていました!



最近では、ANJUさんの舞台に仙名彩世さんもご出演されていました。

個人的には、友人で亡くなった海東裕子さんが、ヤンさんファンで仲良しでいらしたので、ヤンさんを見ると海東裕子さんを思い出してしまいます。

震災から25年、ヤンさんの舞台を観続け、そして、今の歌劇団の生徒さんも音楽学校でヤンさんに習い、そして、ヤンさん振り付けの舞台が観られる幸せ。
宝塚歌劇団の25年も素晴らしいですね。これからも楽しみに観続けて行きます。

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